栄養部

現在当院の栄養部は管理栄養士1名、委託先栄養士1名、委託の調理員16名の計18名です。
一般食90名、特別食20名(糖尿病、心臓食、脂質異常食など)の提供をしており、形態別では刻み食、ブレンダー食、ペーストの調理を行っています。
朝食は8時、昼食は12時、夕食は18時と主食、主菜には保温食器を利用し温かい状態での提供に努めています。

新棟後はスチームコンベクションオーブン(スチコン)を導入し、今までの茹でる調理の過程で失われていた栄養分も、こちらのスチーム調理機能を使用することにより、栄養分を損なうことなく保ったまま調理できることが可能になっております。

又、急速冷却機「ブラストチラー」も導入され、食器の芯温を病原菌の繁殖しにくい温度帯まで短時間で下げる事ができ、衛生的な状態で調理保管出来るようになりました。

患者様の高齢化に伴い、咀しゃくえん下機能が低下してきた方のためにブレンダー(ペースト)食の提供を行っております。
こちらは、固形化補助食品を利用し、少ない加水量で料理の栄養価を下げることなく、生野菜等もえん下しやすい状態での提供となっています。

美味しい料理を提供するのはもちろんですが、衛生管理にも気を配り、かつ安全に安心して食べて頂ける病院給食を栄養部一同は日々目指しております。